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糖尿病の症状

自分で糖尿病を疑い、病院を受診する人も多いのですが、中には糖尿病になっているにもかかわらずそれに気づけない方もいます。そこで、糖尿病になった場合にはどのようなものが症状として現れるのかについてご紹介しましょう。

糖尿病の症状

次のような症状があった場合は糖尿病を疑いましょう。糖尿病になっているかどうかは実際に検査してみなければわかりませんが、特に複数の症状を感じている場合は糖尿病の可能性が高くなります。

尿の量が増える

糖尿病になると体内のブドウ糖を水分と一緒に排出しようと体が働くため、尿の量が増えるようになります。

また、尿の回数が増えることにより体内の水分が失われ、喉の渇きも感じやすいのが特徴です。それから、尿の中にたんぱく質が多く含まれるようになるので尿が泡立ちやすくなります。

しっかり食べているのに痩せる

食事の量が減ったわけではないのに自然に痩せていく場合は糖尿病である可能性があります。糖尿病になると血中のブドウ糖をうまく取り込むことができなくなるのですが、これにより脂肪や筋肉にエネルギーが行き渡らず、分解されてしまうことがあるのです。分解された脂肪や筋肉はエネルギーとして使われるため、体重が落ちる場合もあります。

1ヶ月に5キロ以上体重が減った場合でその原因が糖尿病になった場合、すでに初期とはいえない段階です。それまで通りに食べているのに痩せるということは糖尿病でなかったとしても体に何らかの異常が起きているサインなので病院で検査を受けてみてくださいね。

疲れやすい

運動したわけではないのに妙に疲れるようなことがあれば糖尿病のサインだと考えられます。特に食後にだるくなったり、眠気を感じる場合、糖尿病でインスリンがうまく分泌できていないために食後の血糖値が急激に高くなっている可能性もあるので注意が必要です。

以上の症状については比較的初期段階で現れます。この段階で糖尿病を疑い、病院で検査を受けて治療を開始できれば糖尿病が悪化する前に食い止めることも不可能ではありません。しかし、初期段階の症状はほとんど無自覚のものが多いため、ここで気づける方はごく少数だといえるでしょう。

手足のしびれ

糖尿病が悪化し、合併症を引き起こした場合に実感しやすい症状ともいえるのが手足のしびれです。合併症を引き起こした場合、まず神経に異常を感じることが多いため、先述した症状に加え手足のしびれが見られるようであれば病院で検査を受けましょう。

ただ、人によってはしびれというよりもかゆみを感じたり、痛みを感じることもあります。これは増えすぎた糖が血液をドロドロの状態にし、細小血管にトラブルが起きるためです。

放置しておいてもしばらくすると状態が良くなることが多いのですが、改善したとしても一時的なものなので早い段階で治療を開始しましょう。

嘔吐やだるさ

異常を感じているものの病院に行かず、全く治療をせずに血糖値が非常に高くなった場合には嘔吐することもあります。また、日常生活を送れないほどのだるさを感じることもあり、このような状態になった場合には病院ですぐに適切な治療を受けなければなりません。

場合によっては大量に生理食塩水の点滴を行ったり、すぐさまインスリン注射を行うなどの対処が必要となるので糖尿病の症状の一つとして覚えておきましょう。

合併症による症状

糖尿病が怖い病気だといわれる大きな理由は合併症を発症しやすいことにあります。そのため、糖尿病が悪化し、合併症を発症した上でその病気の症状が現れて糖尿病に気づく方もいるのです。

糖尿病で合併が心配される病気はいろいろあるので、身体に何らかの異常があり、先述した症状の中に当てはまるものもある場合は一度病院でしっかりと検査を受けてみましょう。